血圧は、現在の健康状態を測るバロメーターです。
血圧が高いと生活習慣病を引き起こすリスクを高めてしまいます。
しかし、ただ測れば良いというわけでもなく、
正しく測らないと意味がありません。
今回は、血圧の正しい測り方についておさらいしていきましょう~。
血圧の正しい測り方
血圧は、正しく測り、状態を知ることで、
生活習慣病、心臓、脳、腎臓等の病気を
予防することも出来ます。
正しい測り方をマスターして、
日々の健康を手に入れましょう。
測定時のポイント
深呼吸をしてリラックスする
血圧には、家庭で測るときの「家庭血圧」と、
病院などで測るときの「外来血圧」があります。
外来血圧の方が、緊張しやすいので、
正常血圧の許容範囲が大きく設定されています。
それでも、家庭で測る場合は、リラックスしやすいので、
心配はないと思いますが、普段慣れていない所で測る場合は、
血圧の数値に大きく影響するので、
出来るだけリラックスするように心がけましょう。
毎日同じ時間帯に測る
血圧は、時間帯、環境等、微妙な違いにも
影響されます。
毎日、同じ時間、朝夜1回ずつ測るのが、
基本とされています。
最低でも、朝、血圧を測るのだけは
忘れないようにしたいですね。
朝は、起床後1時間以内で、食事や服薬の前に
測るのが理想とされています。
また、毎日同じ時間帯に測り、
記録をつけることによって、日々の変化に気づき、
いち早く異変に対処することが出来ます。
環境を統一する
全て一緒というわけにはいかないと思いますが、
暑すぎたり、寒すぎたりする場所で測ると、
数値に大きく影響するので避けましょう。
血圧計タイプ別の測定の注意点
腕に巻くタイプの血圧計
一般的に、血圧を測るのに慣れていない
初心者におすすめなのが、腕に巻くタイプの血圧計です。
上腕式といわれるこのタイプは、他のタイプに比べて、
>結果に違いが出にくいのでおすすめです。
注意点として、
- 椅子などにゆったりと座る
- 肘を台などに乗せ固定する
- 腕帯を肘関節の内側から1~2cm上にぴったりと巻く
- 腕帯と心臓の高さを同じにする
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腕を通すタイプの血圧計
公共施設や温泉等によくある、
機械に腕を通して自動で測ってくれる
ちょっと大掛かりな血圧計です。
家庭では余りお目にかからないと思いますが、
家庭で血圧計を持っていない場合や、
毎日行く施設にこのタイプが設置されている方向けに
注意点を説明します。
注意点として、
- 前かがみにならない
- 血圧計を手前に寄せる
- 腕を通した位置と心臓の高さを合わせる
大掛かりな機械だけあって、いつもと違った姿勢で
測ってしまうと結果に影響してしまいます。
体の負担にならないように無理のない体勢で測りましょう~。
手首に巻くタイプの血圧計
最近、手首に巻くだけで血圧が測れるタイプの血圧計が、
多く発売されています。
いつでもどこでも手軽に測れるのが特徴ですが、
上腕式がおすすめと書いたように、
このタイプは初心者には余りおすすめしません。
なぜなら、このタイプは測り方によって数値が大きく変わり、
正しく測れない場合が多いからです。
私も、このタイプの血圧計を持っていますが、
少し高さをずらすだけで、血圧が大きく変わります。
あくまで目安としてで、ないよりはましですが、
現在血圧計を持っていない人は、
出来れば上腕式を選んで欲しいですね。
一応、注意点として、
「心臓と手首帯の高さを一緒にする」です。
3タイプの血圧計の測り方の注意点として
共通しているのが、測る位置を心臓と同じ高さにすることです。
特に、手首タイプは高さで10~20は変わるので、
毎日測るときにじっくりと高さの調整を心がけましょう。
血圧は、日々の生活の異変、変化を
私たちに知らせてくれるバロメーターとして利用することが出来ます。
健康な状態をこのまま保っていくために、
血圧を正しく測定し、病気の予防に
活かして行きましょう~。
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