ピロリ菌の危険性、検査方法・費用、除菌方法・費用、

病院選びのポイント等について説明してきました。

 

まだ読んでない方は、 下記をご覧くださいね。

ピロリ菌とは?検査方法 費用は?

ピロリ菌の除菌方法は?保険適用される?

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ピロリ菌は一度、除菌できれば、

再発、再感染することはだと言われています。

しかし、一回の除菌療法で誰もが除菌できるわけではなく、

失敗したり、副作用に悩まされる人も少なからずいます

 

その場合の治療副作用の対処法について学んでいきましょう~。

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副作用・除菌失敗の可能性について

除菌する時に副作用なんてあるの?と思うかもしれませんが、

処方される薬が合わなかったりすると、

個人差で副作用が出る場合があるそうです。

 

副作用にはどのようなものがあるのでしょうか?

副作用

副作用といってもそんなに怖いものではありません。

除菌治療中に起こる主な副作用としては、

  • 下痢
  • 腹痛
  • 口内炎
  • 味覚異常

特に、除菌の薬を飲み始めて数日で、

下痢の症状が出る人が多く、

日常生活に大きな支障をきたす副作用が出る人はごく稀なそうです。

 

除菌治療中に治療薬の服用をやめてしまえば除菌率が下がり、

2回続けて服用しなかった場合、

まず成功しないらしいので注意が必要です。

 

除菌失敗

ピロリ菌の除菌は100%成功するわけではなく、

耐性菌の出現等により、

最近ではおよそ70%~80%の成功率です。

 

しかし、除菌が失敗したからといって、

過度に心配する必要はないです。

 

除菌が失敗した場合には、

初回除菌と同じように薬用除菌を行います。

 

初回除菌と同じく1種類の「胃酸を抑える薬」、1種類の「抗菌薬」、

そして、初回除菌の時に服用した抗菌薬とは違う種類の薬を

初回と同様、1日2回ほど1週間服用します。

 

そして、1ヶ月以上の期間をあけてから、

再度、ピロリ菌の有無を調べます。

基本的にはこれの繰り返しになります。

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副作用が出たときの対処法

ピロリ菌の除菌時の薬用療法で、

比較的多いのが下痢・腹痛の症状です。

 

なぜ下痢・腹痛が多いのかというと、

除菌時に処方される薬の作用により、

腸の整腸作用が一時的に弱くなるためと考えられています。

 

しかし、なった場合も一時的な場合が多く、

2~3日で症状が緩和することが多いです。

 

それ以上症状が出続ける場合や、

悪化した場合などは速やかに医療機関を受診しましょう。

 

この場合に限らず、急な下痢・腹痛にはいつも悩ませられます。

そこで急な下痢・腹痛の症状が出た場合の対処法について

ポイントをまとめてみました。

 

トイレに行く

ふざけているわけではありませんが、

一番良いのが「トイレに行く」であることは間違いありません。

 

そこで気をつけたいのが、水分補給です。

 

下痢がひどくなると水分も大量に失われるため、

脱水症状に近い症状を引き起こすことがあるので、

スポーツドリンク等、必要な栄養分も含んでいる飲み物を

定期的に採りましょう。

 

反時計回りにお腹を撫でる

お腹を反時計回りに5分ほど撫でることにより、

腸の動きを抑制することができ、

腹痛が和らぐそうです。(反時計回りが良いのかも?)

 

腹部を冷やさず、圧迫を無くす

腹痛に対して、冷えと圧迫は大敵です。

 

ベルトなど、腹部を圧迫しているものを緩め、

毛布などで腹部を冷やさないようにしましょう。

 

最近流行のタイトな下着も逆効果かもしれませんね。

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ピロリ菌を除菌するために、副作用に悩まされて、

日常生活に支障をきたしては元も子もありません。

 

しかし、一時的なものとはいえ、甘く見るのもよくありません。

しっかりと副作用について理解をし、

対処できるようにしておきましょう~。


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