普段から爪は見ていますか?

伸びてきたな～って思って、爪を切るときに見るぐらいですか?

 

女の人ならおしゃれでネイルをしたりすると思うので、

普段から見ているとは思います。

しかし、男の人はなかなか意識しては見ませんよね?

 

爪は、健康状態を知るためのバロメーターになってくれます。

普段からチェックすることによって

いち早く体のSOSに気づくことが出来ますよ。

 

今回は、爪の症状からわかる病気について、

症状別に考えられる体のSOSをわかりやすく説明していきますね。

なんで爪で健康状態がわかるの?

まずは爪の状態を見れば、

なんで体のSOSがわかるかについて説明していきますね。

 

爪の主成分はカルシウムではなく、

皮膚や髪と同じたんぱく質で出来ています。

 

よって複数の爪に異常が見られる場合、

体内で何らかの異常が起きている可能性が高くなります。

 

また、手の爪が伸びるスピードは、1日0.1mm程度で、

足の爪はそれよりも遅くなります。

 

このスピードで全体が生え替わるには、約半年かかります。

ということは、半年前まで異常が今の爪の状態で推測できるとも言えますね。

あくまで推測できるというレベルです。

爪の主な症状からわかる病気とは?

ここからは、爪に出る主な症状と、

そこから考えられる病気について個別に紹介していきます。

 

スプーンネイル

爪がスプーンのような形に反り返る症状。

スプーンネイルは、鉄分が不足している、

鉄欠乏性の貧血が原因で出ている場合が多いので、

貧血の対処をしましょう。

 

巻き爪

巻き爪は、スプーンネイルとは対称的に、

爪が内側に丸まっていき、どんどん進行すれば、

皮膚に爪が食い込んでいいきます。

 

巻き爪は、多くの方が経験している症状ではないでしょうか?

私も巻き爪でしたが、今は改善しています。

 

しかし、皮膚科の先生に深爪をしない爪の切り方や、

つま先のとがった靴を履かないように等のアドバイスをもらい、

少しずつ改善していきました。

 

また、過剰なダイエットによる栄養不足や、

卵殻爪（らんかくそう）内臓疾患の場合も

爪が湾曲してくることがあります。

 

ただの巻き爪だろうと放っておくのではなく、

気になったら皮膚科を受診しましょう。

 

ボー線条

爪に横の波線ができる症状が特徴です。

原因としては、精神的・身体的ストレスにより、

爪の発育が一時的に止まってしまった場合が考えられます。

 

また、感染症による高熱が出た場合にも、

このような横波線が出る場合があります。

 

ボー線条が出たときは、日常生活のストレスが多いのではないか?と

ストレス解消する等、気をつけてくださいね。

グリーンネイル

爪の一部が緑色に変色してしまう症状です。

爪と皮膚の隙間や表面に緑膿菌が入り込み、

増殖するとこのようになります。

 

足や手の指が普段から不衛生の状態にある場合や、

つけ爪等で爪と皮膚との隙間ができやすい状態だと

グリーンネイルになりやすいです。気をつけましょう!

 

ばち指

指先が膨れ上がり、爪がその指を包み込むように

丸みを帯びて伸びているのが特徴です。

 

太鼓の「ばち」のように見えることから付いた名前です。

左右の指の爪を背中合わせにすると、

通常の爪の状態であれば隙間が出来ます。

 

しかし、ばち指の場合は、その出来るはずの隙間が

出来ません。これが簡単な見分け方ですね。

 

ばち指は、肺や心臓等に疾患がある人が

症状が出る場合が多いので、

急に全ての指がばち指のようになった場合、すぐに病院を受診しましょう。

 

爪の表面が白濁

通常の爪だと、白い部分は少しで、

あとはピンクがかっている色をしていますね?

 

しかし、爪全体が白濁（白くにごっている）状態だと、

肝硬変、腎不全、糖尿病等の内臓疾患に

かかっている可能性が高いです。

すぐに健康診断を受けた方が良いですね。

まとめ

今回の爪の症状からわかる病気についてはどうでしたか?

たかが爪と侮ってはいけないことを

わかってもらえたのではないでしょうか?

 

爪を見ると、過去半年の健康状態を推測するヒントになります。

健康な状態を維持していくためにも、

普段から爪をチェックする習慣を身につけてくださいね。

 

マニキュア、ペディキュア等、おしゃれをするにも

きれいな爪の状態の方が良いですよね。

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