ご訪問ありがとうございます。
日本には外国には少ない四季があり、
その季節に合わせたいろいろな行事がありますね。
その中には、名前は知っているけど具体的にどういったものか、
何をしたら良いのか、実は知らないものって多くないですか?
その一つに『お彼岸』があると思います。
きちんと説明しろっ!と言われるとドキッとする方もいるのでは?
皆さんの中には名前だけは知っているけど、
どういったものか、期間はいつからいつまで等、
意外に知らない方もいませんか?
日本人であれば、こういう伝統について
しっかり押さえておきたいところ。
まぁまぁ気になってきましたか?お彼岸のこと。
そこで今回は、お彼岸について詳しく知りたい方へ、
お彼岸とは?、期間はいつ?、具体的に何をすれば良いのかについて
わかりやすく紹介していきますね~。
目次
- お彼岸とは?由来は?
- お彼岸の期間はいつからいつまで?2015年は?
- お彼岸には具体的に何をすれば良い?
- まとめ
お彼岸とは?由来は?
お彼岸と昔から聞いたことがある人も多いと思いますが、
お彼岸の文化は元々日本独自の文化ではなく、
古代インドから伝来したものとされています。
「彼岸」とは、古代インドで用いられたサンスクリット語で、
「波羅密多」(はらみた)から由来するものとされています。
煩悩や迷いに満ちた世界である「此岸」(しがん)にある者が、
「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行を行なうことで、
「彼岸」の境地へ到達できるというものです。
彼岸とは、煩悩や迷いとは正反対の
『悟りの世界』を表しているんですね。
お彼岸の期間はいつからいつまで?2015年は?
お彼岸の由来についてはわかったけど、
期間は?という方、ここから紹介していきますね。
お彼岸の期間は、年に2回あり、
太陽がちょうど東に上がり、ちょうど西に沈み、
昼と夜の長さが同じになる「春分」「秋分」の日を基準に考えます。
その春分と秋分の日を中心に挟んだ前後3日、
計7日間を『彼岸』と呼んで、この期間に先祖、
仏様の供養をすることで、極楽浄土に行くことができるとされています。
お彼岸の期間
- 春のお彼岸:毎年3月の春分の日を中心に前後3日、 計7日間
- 秋のお彼岸:毎年9月の春分の日を中心に前後3日、 計7日間
2015年春のお彼岸の期間
- 春の彼岸の入り:3月18日(水)
- 春分の日:3月21日(土)
- 春の彼岸明け:3月24日(火)
2015年秋のお彼岸の期間
- 秋の彼岸の入り:9月20日(日)
- 秋分の日:9月23日(水)
- 秋の彼岸明け:9月26日(土)
お彼岸の期間はわかったけど、
お彼岸の期間中に具体的に何をしたら良いのかわからない・・・。
お彼岸の期間中に具体的に何をするのかについては、
次の章で紹介していきます。(メモの準備はいいですか?(笑))
お彼岸には具体的に何をすれば良い?
この章ではお彼岸を迎えるにあたって、
具体的に何をしたら良いのかについて紹介していきます。
お彼岸を迎えるための準備
- 自宅等のお仏壇、仏具の掃除
- 先祖のお墓の掃除
- お花や果物・菓子等のお供え
- お墓参り
お彼岸は先祖、仏様の供養をすることで、
極楽浄土へ行くことができるとされてきました。
だから、しっかりお墓の掃除やお墓参りをしろ!というわけではありませんが、
私たちを生んでくれた先祖に感謝するには絶好の機会ですね。
お彼岸のお供えと聞いて、「ぼた餅」や「おはぎ」を
想像する方も多いのではないかと思います。
春のお彼岸は、牡丹の花にちなみ、『牡丹餅』を、
秋のお彼岸は、萩(はぎ)の花にちなみ、『おはぎ』をお供えします。
日頃から先祖のお墓参りに言っている方は、
いつも通り心を込めてお墓参りすると思いますが、
なかなかお墓参りに行けていない方も多いのでは?
また、先祖のお墓が近ければすぐにいけると思いますが、
遠方にお墓がある方は日頃なかなか参れませんね。
お彼岸の機会に是非お墓参りしてください。
まとめ
今回のお彼岸ついてはどうでしたか?
最近は、核家族化が進んでいるといわれており、
大家族で住んでいる方が少なく、関係も希薄になりがちですね。
そんなことはない!という方もいるとは思いますが、
ドキっとした方も多いのでは?
私も実家にいたときは先祖のお墓に、
毎月欠かさず家族でお墓参り、お墓の掃除に行っていましたが、
最近では年に数回になってしまっています。
お墓参りから遠ざかっているという方は、
これを機会にお墓参りを習慣化すると良いかもしれませんね。
(そうすれば極楽浄土にいけるかも!?(笑))
皆さんが今いるのも全ては先祖のおかげですよね?
今まであまりお彼岸をしてこなかった方は、
今年から始めても遅くはないですよ~。
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