日本でも有数の参拝数を誇る伊勢神宮。
その数は、年に数百万人にも上り、今なお増加しています。
その伊勢神宮の外宮と内宮の間にあるのが、
今回紹介する「猿田彦神社」です。
道開きの神様を祀っているので、
何か新しいことを始める前に是非参拝したい神社です。
何かと話題な伊勢神宮に参拝する途中に
是非とも参拝したいですね。
もう少し詳しく猿田彦神社について紹介していきましょう~。
猿田彦神社とは?
上の地図で確認してもらえばわかりやすいですが、
猿田彦神社は、伊勢神宮の外宮、
内宮のちょうど中間辺りに位置する神社です。
参拝しやすいですね。
猿田彦神社の祭神である猿田彦大神は、
天照大御神の孫、ニニギの尊(みこと)が、
神々の国である高天原(たかまがはら)から
宮崎県の日向の高千穂へ向かうときに道案内をされました。
そのことから、道や方位の神様として代々信仰され、
道開きの神様だといわれるようになりました。
これから何かを始めようとしている人や、
大事な選択にせまられている人等は、
決断の前に、猿田彦神社に参拝すると、
道開きの力がもらえるかもしれませんよ。
伊勢神宮との関わりは?
猿田彦神社は、伊勢神宮とも関わりが深く、
先に出てきた天照大御神は、伊勢神宮の皇大神宮の祭神です。
皇大神宮は一般に内宮と呼ばれていますね。
また、他にも伊勢神宮との関わりはありますよ。
猿田彦神社に猿田彦大神と共に祀られている
大田命(おおたのみこと)は、猿田彦大神の子孫です。
その大田命が、倭姫命(やまとひめのみこと)の御巡幸の際に、
猿田彦大神が聖地として開拓された五十鈴川の川上を勧めたことから、
そこに皇大神宮(内宮)が造営されたそうです。
だから、距離が近いんですね~。
それからも、猿田彦大神の子孫である宇治士公家が、
式年遷宮等、伊勢神宮の重要な祭事で特別な職を務めたりと、
猿田彦神社と伊勢神宮は深い関わりがあります。
猿田彦神社は、宇治士公家が代々宮司を務めています。
スポンサード リンク
あわせて参拝したい神社とは?
章の題名に対して「伊勢神宮だろっ?」という声が
聞こえてきそうですが違います。
猿田彦神社の境内には、
芸能の神様を祀っている「佐瑠女神社(さるめじんじゃ)」があります。
芸能の神様ということなので、
芸能人の方も多く参拝しているそうです。
なぜ芸能の神様といわれている所以は、
佐瑠女神社の祭神にあります。
佐瑠女神社の祭神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)です。
天宇受売命は、天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに、
神楽をされ、それにより大御神が再び姿をみせ、
平和な世を迎えられたとの言い伝えがあるそうです。
神楽とは、神事において
神に奉納するために奏される歌舞を指します。
だから、芸能の神様なんですね。
これから、芸能事で何かを始めよう、
チャレンジしようとしようとする人は、
猿田彦神社と佐瑠女神社はあわせて参拝したいですね。
同じ境内にあるだけではなく、
猿田彦神社と佐瑠女神社は、向かい合わせに建っているので、
相性も抜群ですよ~。
まとめ
今回の猿田彦神社とそのご利益についてはどうでしたか?
個人的には、道開きの神様とあって、
一年の始まりである初詣との相性は良いのでは?と思います。
また、伊勢神宮とのアクセスは抜群なので、
伊勢神宮に参拝したのであれば、できれば両方参拝しておきたいところです。
また、せっかく二見・伊勢に訪れたのであれば、
近くに「夫婦岩」で有名な『二見興玉神社』がありますよ。
詳しくは、伊勢 二見の観光スポットとは?おすすめコースを教えて!で、
二見興玉神社についても書いてあるので、
興味のある人は読んでくださいね~。
スポンサード リンク