京都は観光名所として世界的に有名ですが、
京都といえば?と聞かれると、
清水寺、金閣寺、二条城などお寺、神社、お城等を
思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
しかし、京都には嵐山という四季折々の自然を楽しめる
是非行きたい観光スポットがあります。
今回は、嵐山を紹介する写真で名前は知らないけど、
誰もが一度は見たことのある「渡月橋」について
おさらいしていきましょう~。
渡月橋とは?その歴史・由来について
渡月橋(とげつきょう)は、承和年間(834~848年)に、
空海の弟子であった道昌(どうしょう)が桂川に架けたのが始まりとされています。
しかし、度重なる洪水、応仁の乱などで、
度々架け替えが行われており現在のものは、
昭和9年に新たにコンクリート橋として建造されたものです。
遠目から見ると、木造橋のように見えますが、
木造なのは、上の欄干部分だけで、
その部分だけヒノキで造られています。
現在、渡月橋の架かっている川は、
「桂川」で統一されていますが、通例として、
渡月橋を境に上流が「大堰川(おおいがわ)」、
下流が「桂川」とされており、ちょっと不思議な風習が残っています。
このほかにも京都は、
特殊な住所(例:「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」)等、
古都だっただけに、独特な名残が残っているので、
街並み、建造物と共に行く度に新たな発見をもたらしてくれます。
名前の由来
渡月橋の名前の由来は、鎌倉時代に在位していた
亀山天皇が満月の晩に舟遊びをされていたときに、
「曇りのない夜空に月がまるで橋を渡っているように見えた様子」から、
『くまなき月の渡るに似る』と詠まれたところに由来します。
月が嵐山の自然を楽しむために
地上に降りてくるほどに、嵐山は魅力的な所であるという意味が
込められているのかもしれませんね。
おすすめ観光時期
四季折々に変わった顔を見せてくれ、
一年中いつ行っても楽しむことができる嵐山ですが、
特に訪れるのにおすすめしたい時期があります。
それは、「花灯路(はなとうろ)」といって、
京都の主要な観光スポットがライトアップされるイベントが
開催される時期です。
毎年、嵐山の花灯路が開催される時期は、
12月上旬から中旬で渡月橋地域も、水辺、周辺一帯がライトアップされ、
普段も雄大な自然を楽しめるのですが、
一段と幻想的な風景を楽しむことが出来ます。
違った顔を見せてくれるという意味でも、
この時期はおすすめです。
アクセス
電車で行く場合
電車で行く場合、JR京都駅から、
JR山陰本線・園部行に乗り、JR嵯峨嵐山駅下車で、
6駅:約17分:230円の道のりです。
そこから渡月橋まで、徒歩12分の距離なので、
ゆっくり歩きながら他の観光を楽しんでもいいかもしれませんね。
京都は、有名な観光スポットだけでなく、
町の景観、街並み自体に趣があるのであっという間だと思います。
バスで行く場合
バスで行く場合、JR京都駅から行く場合、
京都市営バス・28号に乗り、「嵐山天龍寺前」で下車すれば、
約47分:240円で行くことができます。
電車で行くよりも時間はかかりますが、
その分、京都の街並みを楽しめるのでおすすめですね。
そして、そこから渡月橋へは、徒歩3分で行くことができるので、
ゆったり楽しみながら、歩くのは嫌という方は、
バスを選択しましょう~。
京都・嵐山は、一度では味わいきれないほど、
おすすめしたい観光スポットがあります。
一度の旅行で色々詰め込むのも良いかもしれませんが、
今回は、嵐山のここを楽しもう、
次回は嵐山のあそこを楽しもうという風に、
年中いつ行っても楽しめるので、目的を絞っての観光をおすすめします。
まずは一度、嵐山の良さを味わってみてください~。
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